弊社の リークシーリングシステム は、特殊な半可塑性の合成品でリーク部に治具を設置し治具内にシール材を注入します。 シール材は液体の熱や外部から与えられた熱で一旦、軟化させリーク部(治具内部)に高圧注入し、 注入後は時間の経過とともに硬化し、蒸気や薬品洩れを止めます。
火力・原子力発電所や各種プラントの生産ラインには多数のパイプライン がはりめぐらされており、その保守や安全には万全の対策が講じられて いますが、配管の継手やバルブ部分に欠陥が生じ、蒸気や液体、気体 が漏れる場合があります。 これらのリークに対処するには生産ラインを停止して対策をとる必要が ありますが、経済性・操業率からも得策ではありません。
弊社のリークシーリングシステムは、パイプラインの運転/供給を止めず、流体がながれた状態でシールすることが可能です。
プラントなどの計画停止工事の実施間隔が長くなり、 連続運転が多くなっている今日、運転を止めずにリーク部をシールできる この技術は、今後多くの需要が見込まれるものと思われます。
特殊なコンポジット樹脂製品を使用して補修を行います。
この樹脂は、セラミック固有の硬質摩耗特性をポリマー・マトリックス弾力性と組合わせて、滑り摩耗と浸食或いは腐食に優れた耐性を与えます。
世界中至る処の工業分野で使用され金属面再処理の問題を多岐にわたり解決しており、従来の施工方法より遥かに迅速かつ経済的に補修が可能です。
腐食の認められたタンク内部をサンドブラスト処理後、耐薬品性エポキシ樹脂をローラー仕上げにて3層コーティング実施しました。
配管下部より貫通腐食が認められたため樹脂コーティング補修を行いました。 ワイヤーブラシにてケレン後、洗浄し特殊な2種類の樹脂をセラミック素材のメッシュとともに包み込み3層コーティングを実施しました。